2017-03-10 はじめに 薄れゆく記憶…。 日を追う毎に曖昧になる時系列。 私は何を考え、感じ、どう行動したのか。 どんな人がどんなタイミングで私を助けてくれたのか。 あの熟れた夏を忘れない。 あの夏は特に暑かった。 絶望と希望がないまぜにあったあの数日を忘れない為に、私は書こうと思う。 強烈に書き残したい瞬間が、ある。 当時の主人の為にと変えた食生活の影響で、自分の人生が思いもよらない方向変換をしたというお話。 にんぎょ(私)、バツイチ、41歳。